カテゴリ:旅( 35 )

2011年 12月 08日
旅の珈琲
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 くれかける町。ホテルのテラスのイスにすわって町なかをながめる。
携帯コンロでお湯をわかして珈琲をいれる。コッフェルからシェラカップにそそいでのむ。
旅では、なんどもこうして珈琲をのんできた。
もちろん、そんなに上等の珈琲ではないのだが。
こうして珈琲をのむのも旅の儀式といえるかもしれない。

 せまい道に輪タクが四・五台が輪になって道のまんなかにとまっている。
輪タクのサドルにすわったオニイチャンたちが、ハンドルにつけたクラクションを順番にならしている。
パプッ・パプッとリズミカルな音がつづく。
車がくるのを気にせずに、平気で道をわたる人たち。
人をぬってオートバイがはしる。オート三輪がはしる。
あちこちでクラクションがなりひびく。車は埃まみれ。窓はよごれてくもっている。
まさにアジアの喧騒だ。熱気と騒音。ごった煮の町だ。
わたしは、この喧騒がすきだ。
珈琲をのみながら、旅情にひたる。

 家にいるときは、庭のイスにすわって風をかんじながら、かおりのたかい珈琲をいれる。
珈琲はすこし、ふかいりのコクのあるものがすきだ。耳には、ビル・エヴァンスのピアノ。
本をよみながらゆったりとした休日をすごす。

 河口慧海が二度めのチベットをめざして、
前回ネパールで約束をした漢訳一切経をボンベイへおくり、自身はカルカッタについた。
そのとき、ボンベイから連絡があって、ボンベイの税関が火事になったというのである。
さいわい、一切経は内がわがブリキ張りの木箱にいれていたために、
荷物はぶじで、ネパールの宰相に献上したと、『第二回チベット旅行記』にかいている。
ところが、その一切経がどこにあるのか、ながいあいだわからなかった。
1998年10月のことである。新聞の報道によると、その一切経がみつかったという。
ネパール国立古文書館でみつかった。275の包みにわけてはいっていた。
しかし、26の包みは紙がぼこぼこだったり、ページがひっついてはなれない状態だったそうだ。
経典にはネパール宰相のチャンドラ・シャムシェルの蔵書印がおしてあった。
火災にあったが、ぶじであったことが裏づけられた。

 そんなことを、おもいだしながら旅の途中にいる。
パータン、バドガウン。ネワール族の王朝がさかえた町。
芸術が花ひらいた。そしてヒンドゥーの神がみ、ブッダの塔がそびえる。
ブッダの目は、はっきりと衆生をみおろしている。
そして人びとの、祈り、拝む姿がある。宗教がいきている町だ。

 パータンは金属細工の町。町なみは小宇宙をかたちづくっているという。
バドガウンも町全体が、曼荼羅となっているそうだ。
ここはネパールのカトマンドゥ。
あす、この盆地からチベットのラサへむかう旅にでる。
のこりの珈琲をのみほした。

 あすの朝ははやい。

by seascape_point5 | 2011-12-08 12:15 | | Trackback | Comments(0)
2010年 09月 27日
jitenshaの旅
雨上がり
高台からの眺め
珈琲を飲みながら
海の風を
感じる
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旅に出ようと考える
カメラをもって
それもクラシックな二眼レフがいい
一本で12枚
ちょうどいい
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春の日
大阪の街をjitenshaで走って
cafeでくつろぐ
道ゆく人たちを
ながめて
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新緑の頃
jitenshaで
夙川を走る
海のそばまで
心地よい風が吹く
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夏の日
日陰のイスに座る
水辺から風が吹いてくる
神戸の街を
jitenshaで走る
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秋の日
嵯峨野を
jitenshaで走る
お寺
苔むす庭に一枚の紅葉
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冬の日
彼の地は初夏
宮古島の水の碧さ
jitenshaをとめて
眺める
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2010.9.27(神戸新聞・「今月の佳作」)

by seascape_point5 | 2010-09-27 10:40 | | Trackback | Comments(6)
2010年 09月 27日
鮮やかに
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光さす教会
鮮やかな色に染まる
明治村

by seascape_point5 | 2010-09-27 08:25 | | Trackback | Comments(0)
2010年 09月 25日
エベレスト登頂
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夏・神鍋高原にて
清涼感ある夏

by seascape_point5 | 2010-09-25 12:54 | | Trackback | Comments(7)
2010年 09月 25日
記念撮影
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高知・はりまや橋

坊さんかんざし買うを見た ♪

by seascape_point5 | 2010-09-25 12:45 | | Trackback | Comments(3)
2010年 07月 15日
jitenshaの旅
雨上がり
高台からの眺め
珈琲を飲みながら
海の風を
感じる
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旅に出ようと考える
カメラをもって
それもクラシックな二眼レフがいい
一本で12枚
ちょうどいい
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春の日
大阪の街をjitenshaで走って
cafeでくつろぐ
道ゆく人たちを
ながめて
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新緑の頃
jitenshaで
夙川を走る
海のそばまで
心地よい風が吹く
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夏の日
日陰のイスに座る
水辺から風が吹いてくる
神戸の街を
jitenshaで走る
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秋の日
嵯峨野を
jitenshaで走る
お寺
苔むす庭に一枚の紅葉
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冬の日
彼の地は初夏
宮古島の水の碧さ
jitenshaをとめて
眺める
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by seascape_point5 | 2010-07-15 19:52 | | Trackback | Comments(4)
2010年 05月 06日
旅情
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jitenshaとcameraをもって
ローカル鉄道に乗って
旅に出よう

by seascape_point5 | 2010-05-06 09:19 | | Trackback | Comments(0)
2009年 09月 28日
旅に出よう
旅に出よう
カメラを持って
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by seascape_point5 | 2009-09-28 18:51 | | Trackback | Comments(2)
2009年 05月 29日
旅に出よう
また旅にでかけよう

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photo by maruyome
(鞆の浦の風景)

by seascape_point5 | 2009-05-29 08:54 | | Trackback | Comments(2)
2009年 05月 10日
尾道へ
尾道へ
大林宣彦の新尾道3部作
『ふたり』のロケ地めぐりに出かけた。
しかし、夏のような暑さ。

因島「はっさくや」へ行ってきた。

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by seascape_point5 | 2009-05-10 16:35 | | Trackback | Comments(6)